地方にも目を向けよう!

転職活動をはじめると介護職の方は、特に気になるのが待遇面でしょう。しかし、地元で暮らしながら首都圏まで通う場合は、通勤方法や通勤時間も重要です。なぜなら、介施設の多くがシフト勤務を採用しているからです。

入所型の施設の場合、日勤帯や夜勤帯、早朝や遅番など、出勤と退社時間がバラバラになってしまいます。そのため、早朝出勤のケースで、勤務が午前7時からはじまるような場合は、着替えや申し送り、引き継ぎなどの準備時間を考えると、かなり早い時間に家を出る必要が出てきます。また、遅番の場合も同様です。自宅から勤務先までが片道1時間以上もかかってしまう場合には、通勤だけでも大きな負担になるでしょう。そのため、長く勤務することを考えると、首都圏のほうが待遇面が良くても、地元のほうが体力的には楽になります。

最近では、各所で介護職の処遇改善が進んでおり、地元であっても社内研修などを行い、人材育成に積極的な施設も多くありますし、介護職向けの住宅を完備しているところもあります。また、スキルアップのための資格支援制度を導入したり、柔軟なシフト対応をしているところも少なくありません。さらに、地元なら土地勘もあるはずですし、その地域ならではの良さにも触れられるので、求人をチェックする際には、都心だけでなく地方にも目を向けたほうが良いかもしれません。

介護の求人は他の業種に比べると地域を問わずにたくさんあります。したがって、じっくり腰を据えて探せば、魅力的な求人は必ず見つかるでしょう。

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